モンハンワイルズはメモリ何GB必要?16GBで足りる人・足りない人の境界線
モンハンワイルズで「FPSは60前後出ているのに動きがカクつく」「視点を素早く動かすと一瞬止まる」——そんな症状が出ている場合、システムメモリ(RAM)不足が原因のことがあります。
結論から言うと、ゲーム単体なら16GBでも動きます。ただしDiscord・ブラウザ・録画ソフトを同時に使うなら32GBの方が安定しやすいです。
この記事では、16GBで足りるかどうかの判断基準と、32GBに増設した場合の効果を整理します。ただしカクつきの原因はメモリだけとは限りません。まず自分の症状がメモリ由来かどうかを確認してから判断してください。
モンハンワイルズのメモリ使用量
まず実態から確認しましょう。モンハンワイルズ起動中のメモリ使用量は、解像度・画質設定・プレイ場所・常駐アプリによって変わります。以下は、16GB環境でカクつきを疑うときの目安です:
| 状況 | 目安のメモリ使用量 |
|---|---|
| ゲーム単体(他アプリ最小) | 10〜12GB |
| ゲーム + OS + バックグラウンド最小 | 12〜14GB |
| ゲーム + Discord + Chrome数タブ + OBS | 16GBを超えることがある |
16GBのPCで「ゲームだけ起動してるからセーフ」と思っていても、Windowsのバックグラウンドプロセスやドライバが常に数GBを消費しています。ゲームに使えるメモリが実質12GB程度になることも珍しくないです。
ここにDiscordやブラウザを立ち上げると、16GBに近づきやすくなります。物理メモリに余裕がなくなると、Windowsはストレージ上の仮想メモリを使います。SSDでもRAMより読み書きが遅いため、データの入れ替えが増えると一瞬のカクつきにつながることがあります。
カクつきがメモリ原因かどうか確認する方法
タスクマネージャーで確認できます:
- Ctrl + Shift + Esc でタスクマネージャーを開く
- 「パフォーマンス」タブ → メモリ を選択
- ゲームプレイ中の「使用中」の数値を確認
判断基準:
- 使用中が15GB以上:メモリ不足によるカクつきが起きやすい状態
- 使用中が12〜14GB:ギリギリのラインで、他アプリ次第でカクつく
- 使用中が10GB以下:メモリは問題ない可能性が高い、別の原因を調査
あわせて「コミットチャージ」(タスクマネージャーのメモリ詳細に表示)が物理メモリを超えていたら、仮想メモリが使われている状態です。
16GBでもメモリ不足ではないケース
カクつきの原因はメモリだけではありません。メモリ使用量が十分余裕があるのにカクつく場合は、別の原因を疑ってください。
| 症状 | 疑うべき原因 |
|---|---|
| GPU使用率が95〜100%張り付き | GPUの性能限界 |
| VRAM使用量が上限付近 | VRAM不足(症状③参照) |
| 特定のCPUコアだけ高負荷 | CPUボトルネック |
| ロード直後だけ重い、しばらくすると安定 | シェーダー生成・ストレージ読み込み |
| メモリ使用量が12GB以下 | メモリが原因ではない可能性が高い |
たとえばGPU使用率が常に95%以上なら、メモリではなくGPU側が限界に達している可能性が高いです。VRAM使用量が上限に近い場合も、RAMを32GBにしても改善しにくいです。メモリ使用量が12GB以下なのにカクつく場合は、32GB化の優先度は低いです。まずモンハンワイルズ総合診断ガイドで症状を切り分けてください。
16GBで足りる人・足りない人の境界線
一概に「16GBで大丈夫」とも「32GB必須」とも言えないのが正直なところです。環境によって変わります。
16GBで足りる可能性が高い人
- ゲーム中はDiscordもブラウザも完全に閉じる習慣がある
- 配信・録画をしない
- 高解像度テクスチャパック(無料DLC)を使っていない
- ソロプレイ中心で集会所に長時間いない
16GBでは厳しい可能性が高い人
- ゲームしながらDiscordを使う
- バックグラウンドでブラウザを開いている
- 配信・録画ソフト(OBS、XSplit等)を起動している
- 高解像度テクスチャパックを有効にしている
- マルチプレイ(集会所)中心のプレイスタイル
正直な話、今どきのゲームプレイ環境では16GBは「動作ライン」であって「余裕がある容量」とは言いにくくなっています。最近のPCゲームでは、ゲーム本体に加えてDiscordやブラウザを開くだけで16GB近くまで使う場面もあります。快適にプレイするなら32GBが安心です。
32GBに増設した場合の効果
実際に16GB → 32GB増設で改善が報告されているのは、以下のようなケースです:
効果があったケース:
- 戦闘中の断続的なカクつき・スタッタリングが解消した
- 集会所でのFPS低下が改善した
- 配信しながらのプレイが安定した
- ロードが若干速くなった(仮想メモリのアクセスが減るため)
効果が薄かったケース:
- そもそもメモリ使用量が12GB以下で余裕があった(メモリが原因ではなかった)
- CPUがボトルネックだった(メモリを増やしてもCPU問題は解決しない)
メモリ増設は比較的コストが低い改善策なので、原因が特定できない場合に試してみる価値はあります。ただし「カクつきがある → とりあえずメモリ増設」ではなく、まずタスクマネージャーで使用量を確認してから判断するのがおすすめです。
メモリ増設のやり方と選び方
まず自分のメモリ規格を確認する
メモリには DDR4 と DDR5 があり、マザーボードによって対応している規格が違います。間違えて買うと刺さりません。
確認方法:
- CPU-Z をインストール(無料ツール)
- 「Memory」タブを開く
- 「Type」に DDR4 または DDR5 と表示される
| 規格 | 主な対応例 |
|---|---|
| DDR4 | Ryzen 5000シリーズまでのAM4環境、DDR4対応のIntel LGA1700マザーボードなど |
| DDR5 | Ryzen 7000シリーズ以降のAM5環境、DDR5対応のIntel LGA1700 / LGA1851マザーボードなど |
注意:Intel 12〜14世代(LGA1700)は、DDR4対応マザーボードとDDR5対応マザーボードが混在しています。CPU世代だけでは判断できないため、必ずマザーボードの仕様またはCPU-Zで確認してください。
増設するか、交換するか
現在16GB(8GB×2)の構成の場合、選択肢が2つあります:
増設(16GB追加して計32GB):同じ規格のメモリを追加購入。安価だが、空きスロットがない場合は不可。
交換(16GB×2に変更して計32GB):既存のメモリを取り外して、新しい16GB×2に交換。空きスロットがなくてもできる。
どちらにするかは現在のメモリのスロット構成と空きスロットを確認してから決めてください。
選ぶ時のポイント
- 容量:16GB×2(デュアルチャンネル)が基本。1枚32GBより2枚16GBの方がパフォーマンスが出やすい
- 速度(クロック):DDR4ならDDR4-3200が基本、DDR5ならDDR5-5600が無難。増設する場合は既存のメモリと同じクロックに揃えるのが鉄則。異なるクロックで混在させると、遅い方に引っ張られてダウンクロックされる場合があります
- メーカー:Kingston、Crucial、Corsair、G.Skillなど定番を選べばOK
- 価格帯:メモリ価格は時期によって変動が大きいため、購入前に必ず最新の価格を確認してください。DDR4よりDDR5の方が高めになる傾向があります
高解像度テクスチャパックはVRAMの問題
Steamで配信されている無料DLCの高解像度テクスチャパック——これ、主にVRAM(グラフィックメモリ)の問題です。公式仕様でも「16GB以上のグラフィックメモリが必要」と明記されており、システムメモリ(RAM)の要件ではありません。
つまり、テクスチャパックの問題はこの記事の本題(RAM不足)とは別です。RTX 4060(VRAM 8GB)など、VRAM 16GBに満たないGPUでは、テクスチャが正しく表示されなかったり、動作が不安定になったりする可能性があります。RAM不足とは別の問題なので、VRAM不足の症状や対策については症状③で詳しく解説しています。
ただし、テクスチャパック有効時はゲーム全体のリソース消費が増えるため、RAM使用量も若干増えることはあります。16GBでギリギリの環境なら、テクスチャパックを外すことで全体的な安定性が改善する場合があります。
確認方法:Steam → ゲームのプロパティ → DLCタブ → テクスチャパックのチェックを外す
まとめ
- 16GBでカクつく → まずタスクマネージャーでメモリ使用量を確認
- 使用中が15GB以上 → 32GBに増設する価値あり
- 使用中が12GB以下 → メモリが原因ではない可能性が高い、別の問題を調査
- 高解像度テクスチャパック → VRAMの問題が主。VRAM不足なら外す(RAM問題とは別)
- 増設前に必ずDDR4 / DDR5どちらか確認
メモリ増設でも改善しない場合は、CPUやGPUが原因の可能性があります。モンハンワイルズ総合診断ガイドで症状別に確認してみてください。